TOP【ユーザー】CSVファイルを開く際に、先頭の「0」が消えない方法
最終更新日 : 2022/08/30

CSVファイルを開く際に、先頭の「0」が消えない方法

CSVファイルを開いた際に、「0」から始まる数字がある場合、頭の「0」が消えてしまう現象があります。(0落ち)

これはExcelの仕様になります。

頭の「0」が消えないようにするには、2つの方法で対処が可能です。

【対処1】「数値の書式設定」で「文字列」を選択する。

1.「ホーム」内の「数値の書式」にて、「文字列」を選択します。

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2.「0001」と入力できるようになります。

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【対処2】Excelでのファイルの開き方を設定する。

はじめに初期設定を行います。以降、設定が有効になります。

①新規で空白のブックのExcelを開き、ファイルをクリックします。

②「その他」の中の「オプション」をクリックします。

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③「データ」>「レガシ データ インポート ウィザードの表示」>「テキストから(レガシ)」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。

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以上で初期設定完了になります。

【ファイルを開く】

①新規で空白のブックのExcelを開きます。

②「データ」>「データの取得」>「従来のウィザード」>「テキストから(レガシ)」をクリックします。

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③任意のCSVファイル選択し「インポート」をクリックします。

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④表示された「テキスト ファイル ウィザード」の「コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択し、「次へ」をクリックします。

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⑤「区切り文字」の、「コンマ」のみにチェックをいれ、「次へ」をクリックします。

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⑥「データのプレビュー」にて、文字列にしたい列を選択し、「列のデータ形式」で「文字列」を選択し、「完了」をクリックします。

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⑦「既存のワークシート」にて、表示させるExcelのセルを選択し「OK」をクリックします。

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「0」が表示されるようになりました。

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以上が2つの対処法になります。
ぜひお試しください。

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